ロイヤルカラー サフラン
サフランはもっとも高級といわれるスパイスで有名ですね。
紀元前からヨーロッパでは香料・染料として利用されていました。古代ギリシアではサフランの黄色が珍重され、 王族だけが使う事を許されるというロイヤルカラーになっていた時代が有るというのは良く知られたお話。また、サフランの色と香りは人の気持ちをひきたて、明るくすると信じられてきました。16世紀のイギリスでは、陽気で楽天的な人に逢うと「サフランのベッドで寝ていたのだろう」と言っていたそうです。
12月7日の誕生花で、花言葉は「至福」
サフランには数種類ありますが、食品として使われているのはクロッカスという品種のみだそうです。
1kgを得るには、100,000-140,000の花が必要であるといわれています。民間薬として一般に飲用するには、サフランを8~10本とり、湯のみやコップに入れ、熱湯を注いで数分間放置するとダイダイ色に染まります。これにカルダモンなどのスパイスをいれて、ハーブティー(サフランティー)として飲みます。滋養をあたえるので、かぜ気味のときなどにもパワーを発揮。サフランは高価なハーブですが、血液の代謝、循環、女性の生理体系にたいへんすばらしいと言われ、それ自体が強壮剤というわけではないけれど、それが体内に入ることによって、ほかのハーブ・スパイスなどを刺激し、全身、とくに女性の生理系に必要な養分を作り出すことができるといわれているそうです。でも妊婦の方の大量摂取は子宮収縮等の作用が起こることもあるそうで宜しくないとのこと。中国漢方でも、やはり薬用ハーブ(蔵紅花)として使われ、循環器系疾患、月経不順、月経痛などの治療処方に応用されているそうです。ますます、特に女性には興味深いスパイスですね。
さてさて、そのサフラン、色と香りの2つの働きをする高級スパイスなわけですが、色の方は使用量を増やしていってもある程度以上は濃くなりません。香りを使う時は、ぬるま湯に浸す前にサフランをオーブン・トースターなどでほんの少し加熱して乾燥させると香りが強く出るんです。試してみて下さいね~
サフランを使ったお料理といえば、パエリヤやサフランライスを思い浮かべませんか?お菓子などにも幅広く使われているようですが、やはりジックリその香りと色を楽しめるのはサフランライスを思い浮かべますね。。。
最近気付いたのですが、サフランライスと本格派エビカレーって最高に合うんですよ!Masala Chaieでも試すことができますので食通な貴方には是非お試し頂きたいですね。なんたってカルカッタ5☆ホテルの元レストラン長、Jonneyさんの味ですから!サフランもカルダモンも入ったハーブティー“ジール”もメニューから選べて、美容健康にはExcellent meal!! フィードバックもお待ちしております~